令和2年8月 学校歳時記

○8月4日(火) 第1学期終業式

例年より2週間遅れで、第1学期の終業式を行いました。明日から、27日間の夏休みに入ります。

1学期の振り返りを、小学校代表として2年簗脇徠太さん、中学校代表として2年出口呼侑さんが発表してくれました。頑張ったこと、課題が残ること、2学期に取り組むことなど…(次の8月9日(日)発行予定の学校だよりNo8で内容を紹介します)
校長講話では、1学期の頑張りを褒め、夏休みの3つの課題を話しました。(学校だよりNo7をお読みください) 
終業式の後、小中学校に分かれて生活の注意(安全について)を行いました。

登校日は8月9日(日)「県民祈りの日」です。

○8月5日(水) 理科室アオダイショウ

数日前、理科室に糞らしいものがあり、掃除をしてもまた… そこで、ネズミ捕りの粘着シートを敷いて犯人を捕まえることにしました。 

理科担当の小林先生の絶叫…「ヘビがいます!」
その場にいた職員が駆けつけると、写真のようなアオダイショウが粘着シートに捕らえられていました。この日のヘビ退治の当番(?)は東本先生。ヘビ用マジックハンドで見事、捕獲できました。
マムシ・シマヘビ・アオダイショウと、校舎の内外に何度となくヘビが現れます。ヘビ用マジックハンドが2本も用意されている理由も合点がいきます。またヘビを捕まえることも、本校で働くために必要な技能のようです。


「自然が豊か」という言葉の中には、さまざまなリスクが含まれます。(笑)

○8月9日(日) 平和集会

1945年8月9日から、75年の月日が経過しました。



前半は、小学校・中学校別に集会や学習を行いました。(左上は小学校の集会の様子)

後半は、間隔・換気・手洗い・手指消毒・扇風機・休憩給水…熱中症・新型コロナウィルス感染対策をとって体育館に集まり、全校で平和集会を開きました。
1学期後半から、各学年・学級ごとにテーマを設け戦争や平和について学習を進めてきました。○学級で作成した「平和標語」を、互いに発表しました。
○平和の歌は、「おりづる」を歌いました。
○実行委員長挨拶では、中1の川脇颯太さんから「平和に生活するためにはどうしたらよいか考えよう。身近なことで行動しよう。人と人が結びつくために挨拶や言葉遣いに気をつけよう。自分ができることをやっていこう。」と呼びかけがありました。
○最後に、長崎市で行われている平和祈念典式の映像に合わせて、黙祷を行いました。


実行委員の陸さん、惇ノ介さん、颯太さんが、集会全体の進行をしてくれました。ご苦労様。
  

○8月18日(火) 校務員研修

 市内の小中学校の校務員の合同研修として、本校の環境整備に汗を流していただきました。小5・6年教室とPC室につながる渡り廊下を、コンクリートでかさ上げしてもらいました。また、体育館の軒下にも雨水が溜まっていましたが、通路部分をコンクリート施工して広くしてもらいました。どちらも、雨の日の移動が容易になるはずです。
 集まっていただいた校務員の皆様、ありがとうございました。 

○8月8日(土) 玉之浦地区青少年健全育成会(炊さん体験)

玉之浦地区青少年健全育成会が主催する表記の催しが開かれました。


新型コロナウィルス感染対策のため、例年と内容を変えて実施されました。今年度は、クッキーとパフェ作りでした。(当然、マスク、手指消毒、換気、少人数班などの対策も)

形も、口当たりも、味も…それぞれ個性のあるクッキーとパフェができあがり、おいしくいただきました。みんな楽しそうに取り組んでいました。 

○8月19日(水) 夏八景

@「水の国」プロジェクト
 今日も元気なメダカたち。食欲旺盛。


AB校舎玄関
 階段上、階段下から…


C小学生の田んぼ
 田んぼの水を抜き、大きく育っています。


Dシオカラトンボ
 田んぼの上空にはシオカラトンボが群れになって飛んでいます。夏を謳歌しています。水路にはアメンボ、カニ、ヨシノボリの稚魚らしき魚…?


EF校舎遠景
 青空と田んぼの緑、校舎の白…なかなかのコントラストです。   


G玄関掲示物(下写真)
 平和学習・集会に合わせて、美術の大川先生が描いてくれました。
 

○8月22日(土) 玉之浦地区青少年育成協議会(玉之浦)行事

 表記の行事が行われ、職員も参加させていただきました。最初にボランティア活動として、旧玉之浦小学校グラウンドの除草作業の後片付けをお手伝いしました。
 その後、待ちに待ったバーベキューでした。大人も子どもも、おいしく、おなかいっぱい食べました。(ごちそうさまでした)
 昨年はペタンクや花火なども行われたそうですが、今年はコロナ禍の中、短時間でとの配慮でした。役員の皆様、お疲れ様でした。




カメラの設定を間違って撮影したため、写真の色合いが…調整しましたが、これが精一杯でした。 

○8月24日(月) 近藤実都さん、都生さんの見送り

5月末に本校に転入してきた近藤実都さん、都生さん兄弟が、元の東京の小学校へ戻っていきました。五島らしく紙テープを張って、見送りました。
3か月弱の在籍でしたが、すっかり玉之浦の子として、学校や頓泊での生活を謳歌していました。「来年の夏、来ます。」の言葉通り、再開できるといいな。
二人との出会いは、コロナ禍が生んだ偶然でしたが、せっかく結んだ縁を大切にして行きたいたいと思います。一緒に植えた稲も随分大きくなりました。「10月にはお米を送ろうね」と話しています。

○8月27日(木) 晩夏の景色いろいろ

台風8号が通り過ぎて行きました。昨日は風,今日は雨…明日まで雨は残りそうです。

玄関前の桜の葉に目をやると、ずいぶん様子が変わっていました。あれだけ濃かった緑も薄くなり、黄色い葉も増えました。風で散った葉がたくさん落ちています。
校門横の木を整理しました。スッキリした印象になりました。(左下写真)
「水の国」には、学校前の田の用水路から採ってきたイシマキガイ(右下写真)をたくさん入れました。 水槽の掃除に期待しています。

○8月28日(金) 渡り廊下完成

8月18日(火)に市内の校務員さん方の作業で、コンクリートでかさ上げしてもらいました。コンクリ−トが乾いた後、型枠を外し、もともと敷いていた人工芝(?)を、上に敷き直しました。

校舎との段差も随分小さくなりました。また、今日の雨でも表面が濡れることはなく、子どもたちの利便性もよくなりました。

人工芝を敷く作業は、山田さんが行ってくれました。